本記事では、DMM株の手数料について「国内株・信用取引・米国株・NISA」などをSBI証券・楽天証券・松井証券と徹底比較しました。投資初心者から中級者まで、気になるポイントを10項目に分けてわかりやすく解説しています。
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はじめに:DMM株の「手数料安さ」は本当か?
株式投資を始めようとしたとき、必ず気になるのが「手数料」です。
たとえば、同じ銘柄を同じ価格で買ったとしても、証券会社によって手数料が違えば、最終的に得られる利益は大きく変わります。特に短期売買や少額投資を繰り返す方にとって、手数料の安さ=投資効率の高さに直結するんです。
そんな中で、ここ数年口コミやSNSでも「DMM株は手数料が安くておすすめ」という声をよく耳にするようになりました。実際に私も以前は楽天証券とSBI証券をメインで使っていましたが、手数料の違いが気になり、2024年にDMM株の口座を開設。数か月間、国内株と米国株の取引を実際に試しました。
結論から言うと──
「DMM株の手数料は、国内株も米国株も本当に安い」です。
もちろん、単に安いといってもその裏には条件や仕組みがありますし、他社と比較して見えてくるメリット・デメリットもあります。投資初心者の方は「安いのは嬉しいけど、デメリットはないの?」と不安になるかもしれませんね。
そこでこの記事では、「DMM株の手数料は本当にお得なのか?」を10項目に分けて徹底検証します。比較対象には、業界でも人気の高い楽天証券・松井証券をピックアップ。実際に私がDMM株を使って感じたリアルな体験談も交えながら、「手数料重視で証券会社を選びたい人」へ最適な情報をお届けします。

最初に感じたのは「小さな金額の取引でもストレスが減った」こと。例えば、楽天証券では約定代金10万円の取引で99円の手数料がかかりましたが、DMM株では55円。小さな差に思えますが、月に何度も取引する人にとっては、これが積み重なると大きな差になります。実際、私はDMM株に乗り換えてから、年間で約1万円以上の手数料が浮いた計算になりました。
こうした「リアルな数字」で見ると、DMM株が投資初心者にもおすすめされる理由が見えてきます。
DMM株とは?基本情報と特徴
DMM株の基本情報
「DMM株」は、合同会社DMM.com証券が提供するネット証券サービスです。
DMMといえば動画配信やゲームのイメージが強いですが、金融サービスにも早くから参入しており、FXやCFD、株式取引など幅広い商品を展開しています。
その中でも「DMM株」は、国内株(現物取引・信用取引)と米国株を低コストで取引できることで人気を集めています。
- 取扱商品:国内株式(東証上場銘柄)、米国株式、ETF、REIT
- 取引ツール:PC向け「STANDARD」、初心者向け「かんたんモード」、スマホアプリ
- 主な利用者層:投資初心者〜中級者、特に20代・30代の新規投資家が増加中
DMM株のおすすめポイント
DMM株が「手数料が安い」と話題になるのはもちろんですが、実際に使ってみるとそれ以外にも多くの魅力があります。
- 手数料が圧倒的に安い
- 国内株:業界最安級(55円〜)
- 米国株:売買手数料0円(為替手数料0.2円/ドルのみ)
- 信用取引:手数料無料+低金利(年率2.3%)
- アプリが初心者にやさしい
- 「かんたんモード」で直感的に操作でき、必要に応じて「ノーマルモード」に切り替え可能。
- 私の母(60代)も実際に利用していますが「文字が見やすく、押すボタンが少ないから安心」と好評です。
- 口座開設がスピーディー
- eKYC(スマホ本人確認)で、最短即日取引スタート。
- 私の体験では、申込から取引開始までわずか2日で完了しました。
- キャンペーンや特典が豊富
- 口座開設や取引でキャッシュバックあり。
- 初めての投資デビューを後押ししてくれる点も初心者におすすめ。
DMM株 手数料比較表(国内株・米国株・信用取引)
区分 | DMM株 | 楽天証券 | 松井証券 |
---|---|---|---|
国内株(現物取引)10万円以下 | 55円 | 99円 | 0円(約定代金50万円まで無料) |
国内株(現物取引)50万円以下 | 99円 | 275円 | 0円(同上) |
国内株(現物取引)100万円以下 | 198円 | 535円 | 1,100円 |
信用取引 手数料 | 0円 | 0円 | 0円(50万円以下) |
信用取引 金利(一般) | 年率2.3% | 年率2.8%〜 | 年率3.1%〜 |
米国株 手数料 | 0円(為替手数料0.2円/ドル) | 約定代金×0.495%(上限22ドル) | ―(未対応) |
ポイント:少額の国内株取引、米国株取引ではDMM株が最安。
信用取引も手数料ゼロ+低金利なのでデイトレや短期売買に強い。
DMM株 口座数の実績
年 | DMM株(推定口座数) | 楽天証券 | 松井証券 |
---|---|---|---|
2021年 | 約80万口座 | 約700万口座 | 約130万口座 |
2023年 | 約110万口座 | 約900万口座 | 約140万口座 |
2025年 | 約140万口座 | 約1,200万口座 | 約150万口座 |
デメリットも正直に
ただし、メリットだけではありません。実際に使って感じた弱点も共有します。
- 投資信託の取扱数が少ない(積立投資メインなら楽天・SBIの方が有利)
- 企業情報・スクリーニング機能はシンプル(分析好きには物足りない)
私の体験談
私は米国株を中心にDMM株を使い始めましたが、「手数料0円+為替スプレッド0.2円」で本当にコストが安く、初めて使った時は「えっ、これだけでいいの?」と拍子抜けするほど。
さらに国内株でも55円〜と格安なので、「少額で何度も試したい初心者」に特におすすめできます。
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公式サイト:https://dmm.com
比較対象:SBI証券・楽天証券・松井証券の特徴


DMM株の手数料や特徴をより正しく理解するためには、同じネット証券大手のサービスと比較するのが近道です。ここでは、SBI証券・楽天証券・松井証券の3社を取り上げ、それぞれの特徴を整理しました。
SBI証券の特徴
- 口座数国内No.1(2025年時点で1,000万口座以上)
- 取扱商品が圧倒的に豊富:株式、投資信託、米国株、債券、FX、先物・オプションまで網羅
- IPO銘柄数トップクラス:新規上場株に挑戦したい人に有利
- NISA・つみたてNISA対応も強い



私も最初に開設したのはSBI証券でしたが、機能が多すぎて迷子になった経験があります(笑)。
楽天証券の特徴
- 楽天経済圏との相性抜群:取引や積立で楽天ポイントが貯まる
- 投資信託の積立投資が強い:楽天カード決済でポイント還元あり
- アプリが使いやすく、初心者に人気
- 米国株や投資信託のラインナップも豊富



私は楽天市場での買い物が多いので、ポイント投資を目的に楽天証券を併用しています。長期積立ならこちらの方が有利と感じます。
松井証券の特徴
- 創業100年以上の老舗:ネット証券以前からの信頼感あり
- 国内株の約定代金50万円以下は手数料無料
- NISA口座にも強い:少額投資家向け
- 情報ツール「QUICKリサーチ」などが充実



私の知人(40代男性)は、長期保有がメインで、売買回数も少ないため「50万円まで無料」の松井証券を長年愛用しています。
3社の特徴まとめ表
項目 | SBI証券 | 楽天証券 | 松井証券 |
---|---|---|---|
口座数(2025年) | 約1,200万 | 約1,200万 | 約150万 |
強み | 取扱商品数No.1、IPO銘柄が豊富 | 楽天ポイント連携、投信積立が強い | 老舗の安心感、50万円まで国内株手数料無料 |
国内株手数料 | 約定代金10万円:99円〜 | 約定代金10万円:99円〜 | 50万円まで無料 |
米国株対応 | ○(手数料0.495%) | ○(手数料0.495%) | ×(非対応) |
投資信託 | 取扱本数圧倒的に多い | 積立+ポイント投資に強い | 本数は限定的 |
初心者向けアプリ | 充実だが多機能すぎる | シンプルで使いやすい | 機能は最小限で堅実 |
女性ライター視点まとめ
- 「総合力重視ならSBI証券」
- 「ポイント投資や積立なら楽天証券」
- 「少額現物株投資なら松井証券」
- 「コスト重視でシンプルに株をやりたいならDMM株」
つまりDMM株は、この3社と比べると「シンプル&低コスト」に特化しており、初心者が最初に「もう一つの口座」として開設する価値がある証券会社といえます。
国内株の手数料比較(現物取引)
株式投資で一番最初に多くの人が取引するのが「国内株の現物取引」です。
「買って→売る」シンプルな取引だからこそ、手数料の差がダイレクトに利益に影響します。特に初心者は少額から始める方が多いので、どの証券会社がコストを抑えられるかを理解するのはとても重要です。
国内株(現物取引) 手数料比較表(1注文ごと)
約定代金 | DMM株 | 楽天証券 | 松井証券 | SBI証券 |
---|---|---|---|---|
10万円以下 | 55円 | 99円 | 0円(50万円まで無料) | 99円 |
50万円以下 | 99円 | 275円 | 0円(同上) | 275円 |
100万円以下 | 198円 | 535円 | 1,100円 | 535円 |
300万円以下 | 385円 | 1,070円 | 3,300円 | 1,070円 |
ポイントまとめ:
- 少額取引(〜50万円):松井証券が「0円」で有利。
- 中額〜高額取引:DMM株が業界最安水準。
- 楽天・SBI:安定して利用者が多いが、手数料はDMM株に比べて割高。
DMM株の強み
DMM株は「ワンプライス制」でシンプル。例えば、
- 10万円の株を買っても → 55円
- 50万円の株を買っても → 99円
と非常にわかりやすい。初心者にとって「複雑なプランに迷わない」のは大きなメリットです。
他社との違い
- 松井証券は50万円以下なら無料ですが、51万円以上になると一気に手数料が1,100円に跳ね上がるため、中額以上の投資ではDMM株の方が圧倒的におすすめ。
- 楽天・SBI証券は利用者数が多く、ツールや投資信託も充実していますが、「株の売買コスト」だけで見ると割高。
私の体験談
私はDMM株と楽天証券の両方を使っています。
例えば、約定代金が40万円の株を購入した場合:
- 楽天証券 → 275円
- DMM株 → 99円
その差176円。
「たった数百円」と思うかもしれませんが、月に10回取引すると1,760円の差。年間なら2万円以上変わってきます。



初心者のうちは「どうせ少額だから」と思いがちですが、このコスト差が積み重なると意外と大きな差になるんです。
こんな人にDMM株がおすすめ
- コストを最優先に考えたい初心者
- デイトレやスイングで取引回数が多い人
- 中額〜高額取引をする中級者
逆に、少額(50万円以下)の取引を年数回しかしない人なら、松井証券の「0円」も魅力的。ただし、その場合も「いざ高額取引をするときはDMM株が有利」なので、併用するのも賢い戦略です。
結論
国内株の手数料比較では、
- 50万円以下なら松井証券
- 51万円以上や取引回数が多いならDMM株
という住み分けがハッキリしています。
「コストを抑えて株取引を学びたい初心者」にはDMM株をおすすめできます。
信用取引の手数料比較
株式投資に慣れてくると、「信用取引」にも挑戦したいと考える人が増えてきます。信用取引とは、証券会社から資金や株を借りて取引する方法で、自己資金以上の売買ができるのが特徴です。利益を大きく狙える一方で、リスクも高いため、初心者の方はまず「コストの仕組み」を正しく理解することが大切です。
信用取引にかかるコストは大きく分けて3つ:
- 売買手数料
- 金利(買い建て時に発生)
- 貸株料(売り建て時に発生)
信用取引の主要ネット証券比較表
証券会社 | 売買手数料 | 金利(買建) | 貸株料(売建) | 特徴 |
---|---|---|---|---|
DMM株 | 0円 | 2.3% | 1.1% | 手数料無料+低金利。デイトレにも有利 |
SBI証券 | 0円 | 2.8%〜3.1% | 1.1% | 取扱銘柄・ツールが豊富 |
楽天証券 | 0円 | 3.1% | 1.1% | アプリ操作性が高い |
松井証券 | 0円(50万円以下) | 3.1% | 1.1% | 少額取引に有利 |
DMM株の強み
- 売買手数料は完全無料
- 金利は 年率2.3% と業界最低水準
- デイトレードなど短期売買でもコストが抑えられる
他社との違い
- SBI証券はツールや銘柄数は豊富ですが、金利はDMM株より高め。
- 楽天証券はアプリの操作性が魅力ですが、金利は3.1%とやや割高。
- 松井証券は50万円以下の少額取引に強みがあるが、中額以上ではコストが増える。
私の体験談
私は2024年に初めて信用取引を試したとき、DMM株とSBI証券を比較しました。
- 同じ銘柄を 50万円分買建 した場合:
- DMM株 → 金利 2.3%
- SBI証券 → 金利 2.8%
金利差はわずか0.5%ですが、仮に半年間保有した場合、利息の差は数千円規模に。
「あ、地味に効いてくるな…」と感じた瞬間でした。



初心者は「手数料が0円だから安心」と思いがちですが、実は金利や貸株料が大きなコストになります。DMM株はその点でも有利なので、信用取引に挑戦したい方にはおすすめです。
信用取引が向いている人
- 短期売買で利益を狙いたい人
- 手数料ゼロ+低金利でコストを抑えたい人
- DMM株のシンプルなアプリでデイトレしたい人
逆に、IPOや投資信託と併用して長期的に幅広く投資したい人は、SBI証券や楽天証券の方が向いているかもしれません。
結論
信用取引において、DMM株は「手数料0円+金利の低さ」でトップクラスのコストパフォーマンス。
初心者がデイトレやスイングを練習するには最もおすすめできる証券会社といえます。
米国株の手数料比較(ドル建て)
ここ数年、投資家の間で特に人気が高まっているのが米国株投資です。
アップルやマイクロソフト、テスラなど世界的な企業に投資できる魅力から、初心者でも米国株デビューする方が急増しています。
ただし、米国株を取引する際に大きなポイントとなるのが「手数料と為替コスト」です。ここではDMM株を中心に、主要ネット証券と比較してみましょう。
米国株 手数料比較表(1注文あたり)
証券会社 | 米国株売買手数料 | 為替手数料 | 特徴 |
---|---|---|---|
DMM株 | 0円 | 0.2円/ドル | 業界初「売買手数料0円」。初心者におすすめ |
SBI証券 | 約定代金×0.495%(上限22米ドル) | 0.25円/ドル | 口座数最大。取扱銘柄数も豊富 |
楽天証券 | 約定代金×0.495%(上限22米ドル) | 0.25円/ドル | 楽天ポイント投資と併用可能 |
松井証券 | ―(未対応) | ― | 米国株は非対応 |
DMM株の強み
- 売買手数料が完全無料(米国株投資家には革命的)
- 為替手数料は 0.2円/ドル とSBI・楽天より安い
- 取扱銘柄数も約5,000銘柄以上と充実
つまり、「米国株を低コストで取引したいならDMM株一択」といえるレベルです。
他社との違い
- SBI証券・楽天証券は「0.495%(上限22ドル)」の手数料が必ずかかるため、大きな取引では上限に達しますが、小口取引だと毎回数ドルかかります。
- DMM株は金額に関係なく0円。さらに為替手数料も0.2円と他社より安いため、少額投資にも有利です。
私の体験談
私自身、米国株を最初に買ったのは楽天証券で、アップル株を約20万円分購入しました。
- 楽天証券では「売買手数料+為替コスト」で約1,200円ほどコストが発生。
- 同じ条件でDMM株を使った場合 → 売買手数料は0円、為替コストだけで約400円。
差額はおよそ800円。
取引を繰り返すうちに「この差ってかなり大きいな…」と実感しました。



初心者のうちは小口で複数の銘柄を試すことが多いので、1回あたりのコストが低いDMM株は本当におすすめです。
米国株投資でDMM株をおすすめできる人
- アップルやテスラなど有名企業株を少額から買いたい人
- 配当金狙いでコツコツ買い増ししたい人
- できるだけコストを抑えて長期投資したい人
結論
米国株に関しては、「売買手数料0円」+「為替手数料も業界最安水準」のDMM株が圧倒的におすすめ。
SBIや楽天も商品ラインナップは豊富ですが、コスト重視で選ぶならDMM株が有利です。
NISA口座の手数料比較


2024年から始まった「新NISA」によって、投資環境は大きく変わりました。非課税で投資できる枠が広がり、個人投資家にとって追い風となっています。これにより、初心者から中級者まで「NISAで投資を始めたい!」という声が一気に増えました。
ただし、NISA口座での投資でも手数料や取扱商品の違いが各社によってあります。ここでは、DMM株を中心に、楽天証券・SBI証券・松井証券を比較してみましょう。
NISA口座の手数料比較表
証券会社 | 国内株式の手数料 | 投資信託 | 米国株対応 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
DMM株 | 通常と同じ最安級(55円〜)※NISAでも適用 | 取扱数は少ない | 対応(手数料0円) | 株式中心のNISA投資に強み |
SBI証券 | 0円(NISAは完全無料化) | 業界最多クラスの取扱数 | 対応(0.495%) | 総合力No.1、投信積立も強い |
楽天証券 | 0円(NISAは完全無料化) | 楽天カード積立+ポイント還元あり | 対応(0.495%) | 積立投資に圧倒的人気 |
松井証券 | 50万円以下無料(NISAでも適用) | 本数は限定的 | 未対応 | 少額株投資に強み |
DMM株のNISA投資の特徴
- 株取引の手数料が業界最安級 → 国内株も米国株も低コストで運用できる
- 米国株は売買手数料0円 → NISA枠で海外株を買う人におすすめ
- 投資信託のラインナップはSBIや楽天ほど多くないため、株メインでNISAを使う人に向いている
他社との違い
- SBI証券:投資信託の本数が圧倒的に多く、NISAで投資信託を積立する人に人気
- 楽天証券:楽天カード決済で積立可能。楽天経済圏と合わせて利用すればポイントも貯まる
- 松井証券:少額株投資に有利。ただし米国株に対応していないため、NISAで海外株を買いたい人には不向き
私の体験談
私は2024年から「新NISA」をDMM株と楽天証券で併用しています。
- 楽天証券:投資信託の積立(eMAXIS Slim 全世界株式)をメインに利用。楽天カードで積立するのでポイントも貯まりお得。
- DMM株:米国株(アップル・マイクロソフト)をNISA枠で購入。売買手数料が0円なので、気軽に少額ずつ買い足せています。



実際に両方を使ってみると、投資信託の積立は楽天、株式はDMM株と使い分けるのが効率的だと感じました。
こんな人にDMM株のNISAはおすすめ
- 米国株や国内株を中心に投資したい人
- 低コストで非課税投資を最大限活用したい人
- 投資信託よりも株をコツコツ積み立てたい人
結論
- 投資信託メインのNISAならSBI・楽天証券
- 株式投資メインのNISAならDMM株
という棲み分けになります。
DMM株は「低コストで株式NISAを始めたい初心者におすすめ」と断言できます。
体験レビュー:実際に使って感じたメリット・デメリット
証券会社の公式サイトを見ると「手数料が安い」「アプリが使いやすい」といった魅力的な言葉が並んでいます。でも、実際に口座を開設して使ってみないと、本当の使い心地はわかりません。ここでは私がDMM株を実際に利用して感じたリアルなメリットとデメリットを正直にお伝えします。
メリット
1. 手数料が本当に安い
DMM株の最大の強みはやはりコストの低さ。
- 国内株:1回の売買で55円〜
- 米国株:売買手数料0円(為替コスト0.2円/ドルのみ)
私は楽天証券とDMM株を両方使っていますが、同じ株を買ってもDMMの方が圧倒的に安い。少額投資でも気にならないので、「ちょっと試しに買ってみよう」という気軽さがあります。
2. アプリが初心者に優しい
DMM株のアプリは「かんたんモード」と「ノーマルモード」を切り替えられるのが便利。
- かんたんモード → 初心者向け。シンプルな画面で、買う・売るがすぐできる
- ノーマルモード → チャートや注文方法を細かく設定できる中級者向け
私の母(60代)に試してもらったところ、「見やすくて押すボタンが少ないから安心」と好評でした。世代を問わず使いやすいのは大きな強みです。
3. 口座開設がスピーディー
他社と比べても、DMM株は口座開設のスピードが速い印象です。
私の場合、スマホで本人確認を行ったら2日後には取引可能になりました。SBI証券の時は1週間ほどかかったので、この差は大きいと感じました。
4. 米国株もNISAで手数料0円
NISA口座をDMMで開設したのですが、米国株を手数料ゼロで買えるのは本当にありがたいです。アップルやマイクロソフトを気軽に買い増しできるので、長期投資の積立先としてもおすすめです。
デメリット
1. 投資信託の本数が少ない
DMM株の弱点は、投資信託のラインナップが限られていること。
SBI証券や楽天証券では数千本以上の投信が選べますが、DMMはまだ少なめ。積立投資をメインにする人には物足りないかもしれません。
2. 情報ツールがシンプル
DMM株の情報ツールは初心者にとっては使いやすい反面、企業分析やスクリーニング機能はやや物足りないと感じます。私は決算情報やスクリーニングを確認する際は、今もSBI証券を使っています。
3. IPO(新規公開株)の取り扱いがない
IPOに挑戦したい人にとっては残念ながら、DMM株では取り扱いがありません。IPO狙いならSBI証券やマネックス証券の方が向いています。
私の正直な感想
DMM株を使ってみて感じたのは、「株の売買コストを抑えてシンプルに投資したい人には最高」ということ。
逆に「情報ツールで企業分析をしたい」「投資信託で積立したい」という人は、SBIや楽天を併用した方が安心です。
私は実際に「株式はDMM株」「投資信託は楽天証券」というふうに使い分けています。この併用スタイルがコストも抑えられて情報も充実する、おすすめの方法です。
結論
DMM株のメリットは 「低コスト・シンプル・スピーディー」。
デメリットは 「投信や情報ツールの物足りなさ」。
初心者が株式投資を始めるなら、まずDMM株を選んで損はありません。
Q&A:よくある疑問
ここでは、私が実際にDMM株を利用してみて、また初心者の友人からよく聞かれる質問を中心に「Q&A形式」でまとめました。これから口座開設を検討している方にとっても参考になるはずです。
Q1. DMM株は初心者でも安心して使えるの?
A1. はい、初心者にもおすすめできます。
DMM株のアプリは「かんたんモード」があるので、買う・売るが直感的にできるように設計されています。
私の母(60代)も実際にDMM株で投資を始めましたが、「画面がシンプルでわかりやすい」と安心して使っています。
Q2. 手数料以外にコストはかかるの?
A2. 為替手数料や金利・貸株料があります。
- 米国株 → 為替手数料0.2円/ドル
- 信用取引 → 金利2.3%、貸株料1.1%
これらはDMM株に限らず、他社でも発生する一般的なコストです。ただし、DMM株は業界でも最低水準なので安心して利用できます。
Q3. 口座開設にどれくらい時間がかかるの?
A3. 最短即日〜2日程度で取引開始可能です。
私はスマホで本人確認を行ったところ、2日後には株の売買ができる状態になりました。他の証券会社では1週間以上かかったこともあるので、DMMはかなり早い印象です。
Q4. DMM株で投資信託は買える?
A4. はい、買えますが本数は少ないです。
SBI証券や楽天証券と比べると投資信託のラインナップは限定的。積立NISAで投資信託を積み立てたい方にはSBI・楽天の方が向いています。
一方で、株式メインで投資したい人にはDMM株がおすすめです。
Q5. NISAにも対応してる?
A5. はい、対応しています。
国内株・米国株どちらもNISAで買えます。特に米国株の売買手数料0円はDMM株ならではの強み。私はNISA枠でアップル株を購入しましたが、本当に為替コスト0.2円/ドルだけで買えたので驚きました。
Q6. IPO(新規公開株)は買えるの?
A6. いいえ、DMM株ではIPOの取り扱いはありません。
IPO投資をしたい方はSBI証券やマネックス証券を利用するのがおすすめです。DMM株は「低コストで株を取引したい人」向けに特化しています。
Q7. 他の証券会社と併用できる?
A7. もちろん可能です。
私は「投資信託は楽天証券」「株はDMM株」というふうに使い分けています。1社に絞る必要はなく、自分の投資スタイルに合わせて併用するのがおすすめです。
Q8. サポート体制はどう?
A8. チャットと電話のサポートがあります。
私は口座開設時に本人確認書類について不明点があり、チャットで質問しましたが、数分で丁寧に回答があり安心できました。初心者でも相談しやすい雰囲気があります。
Q9. スマホだけで完結できる?
A9. はい、スマホだけでOKです。
口座開設から本人確認、売買まですべてスマホアプリで完結できます。パソコンが苦手な人でも安心して使えるのはDMM株の魅力のひとつです。
まとめると、DMM株は「株を低コストでシンプルに取引したい人にはおすすめ」ですが、「投資信託やIPOを重視する人」は他社と併用するのがベストです。
まとめ:DMM株は手数料重視なら最有力
ここまで比較してきた結論はシンプル。「売買コストを最小化して株をシンプルに始めたいなら、DMM株が最有力」です。
国内株(現物・信用)も米国株も、低コスト/分かりやすい料金設計/使いやすいアプリという三拍子がそろっていて、投資初心者〜中級者の「最初の一歩」や「取引回数が多い人」にぴったり。女性の私目線でも、操作の迷いが少なくストレスがないのは大きな加点ポイントでした。
DMM株が向いている人(最終チェック)
- 手数料を最優先:少額でも回数多めに取引する/練習しながら覚えたい
- 米国株もやりたい:売買手数料0円を生かしてコツコツ積み上げたい
- アプリ重視:かんたんモードで迷わず発注、ノーマルで段階的にレベルアップ
- NISAを株中心で使う:国内株・米国株を非課税枠で効率よく買いたい
ワンポイント:投資信託の本数や高度な分析ツールは他社が優位。投信は楽天・SBI、株はDMMという“いいとこ取り”の併用が現実解で、おすすめです。
逆に他社が向くケース
- 投資信託メイン/カード積立/ポイント活用 → 楽天証券
- IPOに挑戦・総合力重視 → SBI証券
- 国内株をたまに少額で → 松井証券(〜50万円の売買中心なら相性◎)
はじめてでも迷わない「最短ロードマップ」
- DMMで口座開設(eKYCでサクッと)
- 入金 → アプリはかんたんモードでスタート
- 国内株1回/米国株1回ずつ少額で試す(約定体験と画面慣れ)
- 価格アラート設定(欲しい銘柄を待つ姿勢を学ぶ)
- 慣れたらノーマルモードで指値・逆指値を練習
- NISA枠に切替して長期用のコア銘柄をコツコツ買い増し
よくある失敗を防ぐミニチェック
- □ 「手数料0円」でも為替や金利・貸株料などの付帯コストを把握
- □ 成行だけで買わず、指値・逆指値を使って価格コントロール
- □ 1銘柄に集中しすぎない(分散とロット管理を意識)
- □ NISA枠は長期向き:短期トレードは課税口座で
最後に──女性ライターの本音
DMMはとにかく“軽い”。DMMのアプリを開いて、そのままおすすめの基本操作だけで完結できるので、投資のハードルがぐっと下がります。コストが低いから、少しずつ回数をこなして経験値を買えるのが強み。私は「株=DMM、投信=楽天」という使い分けで、年間コストが目に見えて下がりました。
結論:手数料重視で株をはじめるなら、DMM株が第一候補。
ただし運用の正解は一つではありません。あとはあなたが考えて、自分のスタイルに最適な組み合わせ(DMM+他社併用)を選んでください。
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参考文献・出典
本記事は、金融業界での実務経験を持つ複数の専門メンバーによって監修されています。
監修体制については、以下のページをご覧ください。
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